事件現場の地元町内会が、慰霊碑や公園を整備しないよう求める要望書を京アニに提出。

(2019年12月25日)

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京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオが放火されて
36人が死亡、33人が負傷した事件で、
地元町内会は
現場建物の解体後、
不特定多数が訪れるような
慰霊碑や公園を整備しないよう求める
要望書を同社に提出した。

要望書は23日付で、
跡地利用の協議への参加も求めた。

遺族の一部やファンの間には
追悼できる場にしてほしいとの声がある。

町内会長によると

「多くの人が訪れ続けると、
平穏な生活が壊される」

というのが理由で、
14日の会合で
加入23世帯の意見が一致したという。

解体が終了する2020年4月下旬までに
利用の方向性を示すことも要望した。

建物は
1月下旬から取り壊される予定で、
24日には
解体工事用の防音シートで四方を覆われた。

京アニは
25日の取材に、
跡地利用について

「ご遺族や地元その他関係者とも協議し、
総合的に考慮の上、判断したい」

との見解を改めて示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191225-00000081-mai-soci

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