熊沢英昭容疑者が、川崎市の殺傷事件のようになるのを止めるため殺したと供述。
(2019年06月03日)自宅で長男を包丁で刺したとして
殺人未遂の疑いで逮捕された
元農林水産事務次官の熊沢英昭容疑者(76)=東京都練馬区=が
「川崎市であった殺傷事件のように
子どもに危害を加えてはいけないから殺した」
という趣旨の供述をしていることが、
捜査関係者への取材で分かった。
小学校の運動会に「うるさい」
捜査関係者によると、
殺害された無職の長男英一郎さん(44)は
自宅の部屋に引きこもりがちで、
家庭内暴力や家族への暴言があったといい、
熊沢容疑者は
「以前から身の危険を感じていた」
とも供述している。
事件の数時間前には、
自宅に隣接する小学校の運動会について、
英一郎さんが「うるさい」と言い、
不機嫌になり、
熊沢容疑者と口論になっていたという。
捜査関係者によると、
英一郎さんは
大学時代に実家を離れ、
各所で1人暮らしをしていた。
家庭内暴力は
中学2年から始まったが、
親子は別居することで
関係を つないでいた。
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