西暦530年頃、中国の詩文集「文選」が成立。(張衡の「帰田賦」を収録)
(1000年)(※このサイトでは、西暦1000年より前が入力できないため、便宜的に1000年としています。)
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しかし、これと似た漢文が、万葉集(780年頃成立)以前の
中国の詩文集「文選」(530年頃成立)にある。
文選巻十五に収められた、
後漢の文学者であり科学者の
張衡(ちょうこう)が詠んだ「帰田賦」には、
「於是仲春令月 時和氣清」
(これにおいて、仲春の令月、時は和し気は清む)
とある。
「ブリタニカ国際大百科事典小項目事典」や
「大辞林 第三版」によれば、
「日本に早くから伝わり、
日本文学に大きな影響を与えた」
とあることから、
梅花歌三十二首の題詞の著者が
文選を参考にした可能性がある。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1904/01/news129.html
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岩波文庫編集部
「令和」の句を含む後漢・張衡「帰田の賦」。
たとえば『文選詩篇(二)』
http://iwnm.jp/320452
では、こんな風に訓読されています。
「仲春の令(よ)き月、時は和らぎ気は清し」。
https://twitter.com/iwabun1927/status/1112598033395380224
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