天皇陛下御即位の祝賀パレード。(台風の被災者への配慮から延期されていた)
(2019年11月10日)レポーターなどのの音声の入っていない
テレビ東京のノーカット映像がこちらです。↓
www.youtube.com/watch?v=PrPqHrUD3a0
台風19号の影響を受け、
天皇陛下の即位に伴う祝賀パレードを
22日から
来月10日に延期することが決まりました。
その影響は意外な所にまで及んでいます。
本番4日前に迫っての
祝賀パレードの急な延期決定に
困惑している人たちがいます。
あるツアー会社は
パレードの見学ツアーを
約15種類も企画していました。
ツアー会社「ポケカル」広報・豊泉晴菜さん:
「丸の内ビル35階にある
フレンチレストランで食事をして頂き、
祝賀パレードを自由観覧して頂くツアーがある」
これらのツアーは
合わせて定員の約9割、
1000人の予約が入るほど人気でした。
しかし、延期のニュースを受けて大変です。
ツアー会社「ポケカル」広報・豊泉晴菜さん:
「きのうの夜から
社員総出でお客様に
(ツアー延期の)連絡をしている」
「(Q.(客)1000人全員ですか?)そうですね。
8割ほどのお客様は
11月10日に参加頂ける
という返答を頂いております」
また、皇居周辺で
交通規制のすぐ近くにある
人気仕出し弁当店は、
そもそも予定されていた22日は
予約を
通常の3分の1ほどに
抑えていたといいます。
日本橋浜町えび寿屋・田中敏光社長:
「皇居周辺の交通規制の影響で
周辺の道も混雑しますので、
デリバリーの配達にかなり影響がありまして、
お客様に遅延とか
混乱の迷惑を掛ける可能性がある」
これから再び予約を受け付けても
通常より少ない見込みだそうです。
そして、
新たに決まった来月10日に関しても
予約を制限するということです。
また、都内のホテルも
10日に合わせて急遽、
警備にあたる人のために予約をできるか
との問い合わせがあった
と話していました。
祝賀パレードは予備日は設定されず、
実施できなければ中止となります。
一方、政府は
パレードの延期だけでなく、
即位礼正殿の儀に合わせて
あることを決めました。
菅官房長官:
「今般、恩赦を実施することに致しました」
皇室などの慶弔時に合わせ、
時の内閣の判断で実施される「恩赦」。
1989年に昭和天皇が崩御された時、
恩赦の対象は1000万人を超え、
翌年の即位には
約250万人が対象となりました。
ただ、一概に恩赦といっても・・・。
20代:
「恩赦?
聞いたことない。
そんな制度あったんですね」
70代:
「今まで罪を犯した人を
国の方針として軽くするか、
なしにするんでしょ」
そもそも恩赦には
有罪判決を無効にする大赦や特赦に加え、
減刑や刑の執行の免除、復権があります。
そのうち、今回は復権。
復権とは
「罰金刑を科された人が
失ったり停止された資格を
回復するもの」です。
今回、対象となる約55万人のうち、
8割が
交通違反や交通事故で
罰金刑を受けたケースだということです。
即位礼正殿の儀が行われる前日までに
罰金を収めてから3年以上、
経過している人が対象です。
資格が戻るわけではなく、
再び資格を取る時の
制限がなくなるということです。
ただ、司法判断を時の政府が変えることに、
これまで異論も出ています。
恩赦に賛成か反対か、街の人は・・・。
40代:
「同じ罪を犯した人に
差が出るのが納得できない」
50代:
「国家的な行事によって
軽減されるわけですよね。
それがおかしい」
「本当に悪い人はダメだよね。」
鳩山由紀夫:
「10月22日の天皇陛下のパレードコースを見て驚いた。
国道246号を真っ直ぐ行けば良いものを、
わざわざ自民党の脇を通ることになっている。
天皇陛下の政治利用極まれりだ。
なぜ宮内庁は黙っているのか。」
https://twitter.com/hatoyamayukio/status/1131078472946802688
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