【文春】加計学園誘致の今治市が山本順三大臣就任祝賀会で地方公務員法違反の疑い
(2019年02月14日)学校法人「加計学園」の
岡山理科大獣医学部の誘致に成功した
愛媛県今治市。
その今治市の
菅良二市長や同市の職員らが、
地方公務員法違反の疑いがあるパーティを開催していたことが
「週刊文春」の取材で分かった。
今治市を巡っては、
市教育委員会が市内の小、中、高校に対し、
加計学園の獣医学部新設に関する市民説明会への
動員を呼びかけていたことが
公務員の政治的中立性に抵触しかねないと指摘されてきた。
今回、問題となっているパーティとは今年1月26日、
愛媛県今治市内のホテルで開催された
山本順三国家公安委員長(64)の大臣就任祝賀会。
山本氏も国会などで、
加計学園の獣医学部新設問題への関与が取り沙汰された一人だ。
このパーティには地元の有力者約250人が招かれ、
フランス料理のフルコースが振る舞われたという。
ところが、小誌が入手した案内状によれば、
祝賀会の<お問合わせ先>は、<今治市総務調整課>。
領収書には、参加費1万円を領袖した事務取扱者として
課長名の判子が押されていた。
菅市長は
「私が発起人だから職員にやらせてね……。
政治活動ではなく大臣の祝賀会です」
と回答。
市総務調整課は
「祝賀会は政治活動ではなく
儀礼的なものでございます」
「地方公務員法の政治行為の制限に
該当するものでもございません」
などと回答した。
http://bunshun.jp/articles/-/10729
山本順三国家公安委員長は、
愛媛県今治市長が
大臣就任祝賀会の会費で
「余った10万円ぐらいを
(山本氏の)夫人に渡した」
と発言した、との一部週刊誌の報道について
「事実無根だ」と述べて
現金授受を否定した。
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