【厚生労働省】2月の実質賃金が1.1%のマイナスだったと発表。
(2019年04月05日)厚生労働省が
5日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、
2月の実質賃金は
1.1%のマイナスだった。
前年同月を下回るのは2カ月連続で、
2015年6月以来の低水準となる。
名目賃金に当たる現金給与総額も
26万4435円と、
前年同月を0.8%下回った。
厚労省は
1月に調査対象とする3万0192事業所のうち、
30人以上の約1万2000事業所の入れ替えを行った。
同省によると、
入れ替え前後の新旧比較で
「1月は現金給与総額でマイナス0.9%の断層が生じた」
(賃金福祉統計室)としており、
2月の統計結果も下押しされた公算が大きい。
勤労統計調査のうち、
所定内給与は24万1529円で、
前年同月を0.1%下回った。
所定外給与は1万9644円で
0.5%のマイナスだった。
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