更迭された前政策統括官の国会招致を与党が拒否。
(2019年02月04日)衆院予算委員会理事会は4日、
厚生労働省の「賃金構造基本統計」の不正調査問題をめぐり
更迭された大西康之前政策統括官
(局長級、1日付で大臣官房付に異動)について
「現職ではない」との理由で
政府参考人として
予算委に招致しないことを決めた。
野党側が招致を求めたが、
与党側が拒否した。
厚労省は
総務省による統計の一斉点検での
報告漏れを問題視し、
大西氏を異動させた。
事実上の更迭だが、
担当を外れたことで
国会招致のハードルは上がり、
野党各党は
「国会での証言を
封じるための更迭だ」
などと反発していた。
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