【根本匠】ヒアリングについての答弁を訂正。
(2019年01月29日)◆調査結果をめぐり“新たな事実”判明
こうした中、
特別監察委員会がまとめた調査結果をめぐり、
29日、“新たな事実”が。
立憲民主党(会派)・大串博志議員
「こんなお手盛りの調査ありますか。
虚偽報告書じゃないですか」
先週、厚労省の関係者に対するヒアリングの一部が、
身内である厚労省職員によって行われていたことが判明。
立憲民主党(会派)・大串博志議員
「外部の有識者が
きちんと最終最後まで責任をもって
ヒアリングを行い切ったのは何名ですか」
厚生労働省・定塚由美子大臣官房長
「局長・課長合計20名の方には、
委員の方に必ず加わっていただいております」
厚労省によると、
ヒアリングの対象となったのは、
幹部20人と、
その他の職員11人。
そのうち幹部には第三者機関の委員が、
その他の職員には身内である厚労省の職員が
ヒアリングを行ったと説明していた。
◆答弁を訂正…与党から悲鳴も
しかし、29日、
根本厚労相が、答弁を訂正。
根本厚労相
「特別監察委員会の委員が実施した
局長級・課長級のヒアリングの人数について、
誤った答弁がありました」
実際には、第三者がヒアリングしたとされた幹部20人のうち、
8人は厚労省の職員がヒアリングをしていて、
身内による調査が6割以上にのぼることがわかった。
国会でも、ずさんなヒアリングの実態に批判が相次いだ。
公明党・新妻秀規議員
「国民の疑問に応える徹底した追加調査を行い、
原因究明に基づき再発防止策を確立すべきです」
根本厚労相
「特別監察委員会の委員のみが質問する形式でのさらなるヒアリング、
また関係自治体へのヒアリングの実施など、
さらなる調査を行っていただいている」
波紋が広がる中、与党議員からは悲鳴が…
──もう地獄だよ。統計国会になる。(与党議員)
厚労省は、ヒアリングをやり直し、近く結果を公表するという
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20190130-00000003-nnn-pol
厚生労働省の第三者委員会「特別監察委員会」は、
統計不正問題を受けて、
先週、調査結果をまとめましたが、
関係者への聞き取りの多くを
厚生労働省の職員が行っていたことや、
委員会のメンバーによる聞き取りに
厚生労働省の幹部が同席していたことから、
第三者性に疑問の声が上がりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190130/k10011795871000.html
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