【田中角栄】「中小小売商業振興法」が制定。
(1973年09月29日)通産大臣は、中曽根康弘。
https://ja.wikipedia.org/wiki/第2次田中角栄内閣
行政は決して大規模店舗規制のみを行って きたわけではなく、
同時に中小小売業者の体質強化の試みもなされてきた。
戦前には、第一次大戦後の小売商の困窮が契機となり、
商業組合法が作られ、
戦後も商店街振興組合法により
中小小売商の組織化が図られた。
昭和 48 年には
大店法とほぼ時を同じくして、
商店街の整備、店舗の共同化等の事業による
中小小売業者の経営近代化を目的とした
中小小売商業振興法(中振法) が作られた。
これらの施策は、中小企業対策と
流通近代化というふたつの側面を持っていた。
しかし、大店法も中振法も、
中小小売業者の衰退を
止めることはできなかった。
これについては、規制のうえにあぐらをかいて
体質改善を怠ったという批判もできようが、
高度成長期 以降の社会と消費者の行動の変化は、著しいものがあり、
大きな資本をもたない業者には
そう 簡単に対応できるものでもなかっただろう。
http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/refer/pdf/071604.pdf
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