土屋先生に突っ込まれる

(2000年03月17日)

○土屋委員

(中略)

いろんな財団を調べてみると、評議員があったり、
中には、例えばその財団の何かを検討する審議会というのがあって、
外部に委託しているわけですよ。

委託料は一回幾らかというと、
大体二万五千円くらいずつ払っていて、
五年間ぐらい何か審議やっているのに何も決まっていない。

こういうむだ遣いが多過ぎると思いますね。
むだ遣いが多過ぎる。

ですから、もう自立というのが必要なんですよ。

例えば、江戸博が
二百二十七億円出して運営できなきゃ、
もう民間に売りゃいいんですよ、

だれも行かないんだから。

女性財団だってそうなんだ。

いろんな問題のあるパンフレットを出しておいて、
東京都の丸抱えでかなり偏ったパンフレットを出しておいて、
これも都の職員が全部そこに出向しているということ自体
ーー生活文化局に聞くと、それはもう外郭団体ですから、
一たん渡したお金の使い道はわかりません
ーーそんなことは許されないです。
事業団も全くそうですね。

それで、事業団にいわゆる天下りをしている
東京都の職員のOBの方は何名でしょうか。

○押切総務部長

先ほど十一年度の職員の実人員が
おおむね千五百人というふうにお話し申し上げましたが、
これは本部の方の事務局職員も入っておりますが、
その千五百人余のうち、局長級OBが一人、
部長、課長級で退職した方で福祉経験を生かすようにと
いうことで採用された方が三人、したがいまして、
都の管理職出身者は四人でございます。

○土屋委員

押切さん、教育庁の人事部長のときに
すごく頑張っていただいたんで、
余りいじめるつもりはないんですけれども、
ともかく人件費という話が出ましたけれども、
やっぱり赤字が出ている会社は賞与もカットなんですよね。

それから、リストラは当然行われる。

教職員に対する勤務評定を導入したら、
うちにこのくらい反対の手紙が来て、
僕は全部そのまま捨てたんですけれども、
中を読むと、何が書いてあるかというと、
職場が暗くなるとかーー
勤務評定して職場が暗くなる会社があるとしたら、
三菱商事とか住友重工は全部暗い会社なわけですよ。

それから、都合のいい人事が行われると。

https://www.gikai.metro.tokyo.jp/record/welfare/2000-05.html

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