【日本】映画「復活の日」が公開。(小松左京の小説が原作)
(1980年06月)196X年2月、
イギリス陸軍細菌戦研究所で試験中だった
猛毒の新型ウイルス「MM-88」が
職業スパイによって持ち出される。
スパイの乗った小型飛行機は
吹雪に遭ってアルプス山中に墜落し、
ウイルス保管容器は砕け散る。
春が訪れて気温が上昇すると
MM-88は大気中で増殖を始め、
全世界に広まった。
当初は家畜の疫病や新型インフルエンザと思われたが、
心臓発作による謎の突然死が相次ぎ、
おびただしい犠牲者を出して
なお病原体や対抗策は見つからず、
人間社会は壊滅状態に陥る。
半年後、
夏の終わりには35億人の人類を含む
地球上の爬虫類・両生類・魚類・円口類を除く脊椎動物が、
ほとんど絶滅してしまう[註 3]。
(中略)
また冷戦時代の緊張下で
同じく人類滅亡を扱った
ネビル・シュートの『渚にて』を下敷きとしている[1]。
本作で地震について調べたことが、
代表作『日本沈没』にもつながったという[2]。
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