【台湾】WHOに対して「武漢で、非定型の肺炎が、少なくとも7例出ている。」と通知。

(2019年12月)

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新型コロナウイルスへの
WHO=世界保健機関の初期対応をめぐり、

台湾当局は、
去年12月にWHOに送った文書を公表し、

中国で
ヒトからヒトへの感染が疑われる事案が起きている
と警告していた
と強調しました。

WHOの対応を批判するアメリカに
歩調をあわせた形です。

アメリカ国務省は10日、
WHOについて

「台湾から早期に受けた通知を
国際社会に示さなかった。

公衆衛生より
政治を優先した」

などと批判しましたが、
AFP通信の取材に対し
WHOは

「台湾からの通知に
ヒトからヒトへの感染について
言及はなかった」

と否定しました。

これについて台湾当局は11日、
WHOに対して
去年12月末に送った通知の
全文を公表しました。

文書には

「中国の武漢で
非定型の肺炎が
少なくとも7例出ている
と報道されている。

現地当局は
SARSとはみられないとしているが、
患者は隔離治療を受けている」

などと書かれています。

台湾の
陳時中衛生福利部長は
会見で

「隔離治療が
どのような状況で必要となるかは
公共衛生の専門家や医師であれば誰でもわかる。

これを警告と呼ばず、
何を警告と呼ぶのか」

と述べ、

文書は

ヒトからヒトへの感染が
疑われる事案が起きている
と警告していた

と強調しました。

台湾は、
WHOの対応は
中国寄りだと批判するアメリカのトランプ政権に
歩調をあわせた形です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200411/k10012382351000.html

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