【安倍晋三】 「(民間の協力も得て) 18日までに検査能力を1000件超まで増やせる見通し」

(2020年02月10日)

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乗船客のなかには、
早くから「検査を受けたい」という声が上がっていたが、
厚労省は、全員検査をおこなおうとしなかった。

厚労省は
「対象者が多い」ことをその理由に挙げ、

菅義偉官房長官も
10日の会見で
「現状では厳しい」という認識を示していたが、
これは真っ赤な嘘だ。

国立感染症研究所や
地方衛生研究所だけではなく
民間の検査機関を使えば、
全員検査は
すぐにでも可能だからだ。

実際、
13日放送『モーニングショー』では、
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師が、

玉川氏の

「日本の民間検査会社で
PCR検査はできるのか?」

という問いに、

「簡単です、簡単。

このウイルスに限らず、
ウイルスのPCR検査というのは
日常的にやられています」

と即答。

さらに万単位の検査も

「(政府が)やる気になれば
すぐできます」

「1週間とかのオーダーで
できると思いますよ」

と断言している。

さらに、厚労省は
検査のための「試薬が足りない」とも言うが、

バイオ事業会社であるタカラバイオは
中国・大連市からの緊急要請を受けて、
新型コロナウイルスの検査試薬の生産量を
従来の50倍となる1週間あたり25万検体分まで増加。

同社は

「日本国内でも
政府、自治体、民間企業からの要請があれば
供給可能」

と答えていた。

つまり、
「対象者の多さ」や
「試薬不足」はクリアできる。

安倍首相は11日、
民間の協力も得て

「18日までに
1日最大300件程度の検査能力を
1000件超まで増やせる見通し」

などと得意気に発表したが、
なんのことはない。

実際には
「やる気になれば」
万単位での検査も可能だったのである。

https://lite-ra.com/2020/02/post-5256_2.html

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