阿部知子「加計学園は何かしてますか?」→ 萩生田光一「今のところは何も」
(2020年02月07日)新型コロナウイルスの感染が拡大する中、
“世界に冠たる”獣医学部は何をしているのか――。
新型肺炎対策が議論されている国会で、
加計学園が設立した岡山理科大獣医学部の名前が浮上。
カケ問題が再燃している。
コトの発端は
先週7日の衆院予算委。
立憲民主の阿部知子議員が
「今般の事案(新型肺炎)に対して、
いま加計学園は
どんな活動をしているのか」
と問うと、
萩生田文科相が
「今後の
感染症、微生物学に関する講義のなかで取り扱うことや、
今後、
シンポジウムにおいて
情報発信・啓発を行うことを検討している」
と答弁。
国家戦略特区を通じて
“鳴り物入り”で新設された獣医学部が、
ほとんど何もしていないことが発覚した。
■つぎ込まれた税金は約186億円
そもそも、
獣医学部新設の狙いを
安倍首相は
「人獣共通感染症対策」「新薬開発」
――と強調してきたはずだ。
しかも、
〈広域的に
(獣医学系大学が)存在しない地域に限り
新設を可能とする〉
との特区認定の条件を追加し、
わざわざ
鳥インフルエンザ研究センターを持っていた
京都産業大を除外までしている。
- このできごとのURL:
コメント