【東京新聞】日本政府が、チャーター機やクルーズ船の感染者数を、別枠として集計するようWHOに要請していたと報じる。

(2020年02月08日)

nihonchizu_area.png

感染が確認されたクルーズ船
「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員らについて、
WHOが、
日本の感染者数とは別枠の
「その他」として集計していることが分かった。

クルーズ船のケースを含めれば
日本で見つかった感染者は
七日午前で、中国に次いで多い八十六人。

政府は

「日本で感染が広がっているのではないか」

との見方が
国内外に広がるのを懸念して、
WHOに働き掛けを行っており、
WHO側も応じたとみられる。

厚生労働省は、
国内で報告された患者について

「ほとんどが
国外や船上で感染した例で
国内の実態を正しく反映していない」

との認識だ。

国内向けの発表資料では、
クルーズ船だけでなく、
政府のチャーター機で
武漢から帰国した感染者も
「特殊」として別枠で集計。

国内で感染したとみられる事例は
数件にとどまるため

「市中でどんどん広がっている状況ではない」

としている。

厚労省幹部は

「あちこちで感染者が出ているのではないか、
と国民が不安を抱いている」

と感染者の数え方に
神経をとがらせる理由を明かす。

世界の目が厳しくなり、
東京五輪・パラリンピックへの影響も
懸念しているとみられる。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202002/CK2020020802000162.html

日本経済新聞の感染者数マップ。↓

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-world-map/

日本の感染者数に、クルーズ船の感染者数が含まれていないことがわかる。

コメント