【国立感染症研究所】「船内の感染は、隔離前の5日以前に集中している。」

(2020年02月19日)

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武見敬三

「国立感染症研究所データでは

2月5日
検疫が乗客を個室から出ない様させた後
発症者劇的に減少。

7日まで発症者増えてるが
潜伏期間
早い人で6日以内
遅い人で14日以内、

検疫介入後の感染は
ほとんど起きてない。

1日あたり検査数の限界から
逐次感染者分かる度に発表し
毎日感染者増えている
との誤解を生んだ。」

https://twitter.com/TakemiKeizo/status/1230963455617720321

クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で起きた
新型コロナウイルスによる肺炎(COVID(コビッド)19)の
集団感染で、

国立感染症研究所は十九日、

乗客の感染の多くは
客室待機が始まる五日より前に起き、
待機後も続いていた

との分析結果を発表した。

感染は船内で行われたイベント
などを通じて広がったとみられる。

一方、十日以降は
乗員の発症が増加。

一部の乗員が
船の維持に必要な業務を続け、
隔離が不十分だった
との見方を示した。

十九日の政府の専門家会議後に記者会見した脇田隆字座長は

「(船内での)隔離が
有効に行われたと確認した」

と述べた。

また

「乗員から乗客に感染した
という証拠はない」

と指摘した。

感染制御の助言のため
船に入った日本環境感染学会の
桜井滋・岩手医大教授は

「感染には
二回の波があった」

と指摘。

「最初は
パーティーやビュッフェなどの
乗客同士の交流だったが

その後、
乗員のサービスの提供で
広がったと推定される」

と話した。

クルーズ船では十九日、
高齢者を中心に
乗客四百四十三人が下船。

また同日、
七十九人が陽性と判明、
クルーズ船を巡る感染者は
六百二十一人に達した。

北海道、東京都と神奈川、沖縄両県でも
新たに九人の感染が確認され
国内で報告された感染者数は
計七百五人となった。

感染研の報告書によると、
分析対象は
十八日までにウイルス検査で陽性となった五百三十一人で、
うち四百六十六人が乗客、
六十五人が乗員だった。

二百五十五人(48%)は
症状がなかった。

発症日が分かった百八十四人のうち三十三人は、
客室待機が始まる五日以前に発症。

六~九日には
乗客七十九人、
乗員十人の
計八十九人が発症した。

潜伏期間を考えると
五日の客室待機開始前に
一定程度、
感染が広がっていたのは明らか。

その後
発症者は減少傾向にあるため、
客室待機は
乗客の感染拡大防止に有効だった
とした。

十日以降は
乗員の発症が増加。

十五日までに
乗客三十二人が発症した。

乗員は三十人だった。

隔離が不十分で
乗員に感染が広がった
とみられる。

https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020022090065746.html

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