英国の研究チーム「湖北省では重症患者が優先されているため、致死率は18%。」

(2020年02月10日)

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湖北省の致死率18%

世界の感染症を分析している
英インペリアル・カレッジ・ロンドンMRCセンターは
この日、

湖北省では
感染が確認された患者の致死率は18%、

中国本土からの旅行者では
1.2~5.6%、

全体では
1%前後まで下がる

という新たな分析結果を発表しました。

湖北省の致死率が異様に高いのは
重症患者にしか手が回らず、
死者に対する感染者の母数が小さいため
だとみられます。

ニール・ファーガソン教授は

「データが限られているので
多くの不確実性があるが、

私たちの推定では
新型コロナウイルス肺炎の流行は
20世紀の主要なインフルエンザの
パンデミック(世界的な大流行)に
匹敵する恐れがある」

と指摘。

「世界中の国々が
効果的な治療法と
ワクチンの開発とテストを
可能な限り迅速に加速するため
協力し続けることが重要だ」

と訴えています。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200210-00162507/

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