韓国でも、完治して6日後に再感染が確認される。

(2020年02月28日)

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新型コロナウイルス感染症が
完治したと診断されたものの、
退院から6日にして再び発症した
韓国初の「再感染」例が確認された。

これは、京畿道始興市側が28日、

「管内在住の
25人目の感染者(確定例、女性、74)が
退院後に症状が再び現れ、
午後に再感染と診断された。

この女性は9日、
盆唐ソウル大学病院に搬送され、
治療を受けた後、
追加の症状がなくなり、
検査の結果、
2回陰性と出たため
22日に退院した。

27日に
保健所に軽微な症状があると自己申告して検査を受け、

28日午後5時ごろ
感染確定例だとの通知を受けた」

と明らかにしたものだ。

同日はまた、
自宅隔離者の中から
2人目の死亡者が出た。

大邱市側が

「27日午前、
呼吸困難を訴えて
大邱カトリック病院に緊急搬送され検査を受け、
自宅隔離で結果を待っていた69歳の女性が
28日に死亡した」

と発表した。

この前日、
大邱市内で
ベッドに空きがなく
自宅隔離になっていた
74歳の男性が死亡している。

大邱市だけで
この日、3人の死亡者が出て、
韓国の死亡者は
16人になった。

28日に
韓国の感染者数は
2000人を超えた。

先月20日に
初の感染者が出てから
1カ月で104人になった。

それから六日間で
1261人を超えて、

28日には
2337人に達した。

つまり、
二日間で
感染者数が2000人台にまで増えたのだ。

この日は
韓国の感染者だけで571人増え、
一日に増えた感染者数が
二日連続で中国を上回った。

大邱地域の感染者は1579人で、
新型コロナウイルス感染が始まった
中国・湖北省の次に感染者が多く、
広東省(1347人)を超えた。

感染者数は当分の間、
急増傾向が続くだろう
という見方が優勢だ。

28日現在で
3万237人が検査結果を待っているが、
新興宗教「新天地イエス教」の信者を中心に
感染疑い例が増えており、
今週末にも
新たな感染者が4000人を突破するかもしれない
という見通しまである。

ソウル大学病院感染内科の
チェ・ピョンギュン教授は

「最悪の場合、
全国民の40%まで感染する可能性がある。

このような状況が
年末まで続くかもしれないので、
備えなければならない」

と語った。

文化体育観光部の
朴良雨(パク・ヤンウ)長官は

「当分の間、
宗教集会を自粛してほしい」

と言った。

汝矣島純福音教会や
愛の教会など、
大手の教会では
教会での礼拝を中止し、
インターネット礼拝に切り替えることにした。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/29/2020022980003.html

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