【マレーシア】「ウエステルダム」の乗客の感染を確認したと発表。
(2020年02月15日)マレーシア保健省によりますと、
感染が確認されたのは
ウエステルダム号から下りた
83歳のアメリカ人女性です。
女性は下船後、
カンボジアからチャーター便で
マレーシアのクアラルンプールに移動していて、
入国時の検査で
感染が確認されました。
また、同行していた夫は
陰性だったということです。
2人は現在、
クアラルンプール市内の病院に入院しています。
ウイルス感染の恐れがあるとして、
日本などで入港を拒否されたウエステルダム号は
カンボジアが船を受け入れ、
14日から下船が始まっていました。
乗客1455人のうち
1300人以上が
15日までに下船しています。
17日のマレーシア当局発表によると、
感染が確認された女性と同じ旅客機を利用した乗客130人以上が
すでに米国、欧州、オーストラリア、香港に向かった。
ウエステルダムの乗客の多数が
すでに通過した拠点空港を持つタイ当局は17日、
同船をめぐるリスク対応では後手に回りつつも、
クルーズ船乗客の通過の全面禁止を検討した。
タイのアヌティン・チャーンウィラクーン(Anutin Charnvirakul)副首相兼保健相は、
「船舶の乗客にはリスクがあり、
彼らが旅客機で移動すれば
他の乗客にもリスクが生じる」
と語った。
シアヌークビルに停泊しているウエステルダムには
現在も乗客233人、乗員747人が残っている。
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