【政府専門家会議】「爆発的感染が起こる前に、医療崩壊が起きる。軽症者は自宅待機。」

(2020年04月01日)

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また、今後は
医療機関が逼迫(ひっぱく)する懸念があることから、

軽症者は
2週間をめどに
自宅待機とすること
などが話し合われたという。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200401-00127464-fnn-soci

厚労省の
新型コロナウイルス専門家会議は1日、
会見を開き、

「医療崩壊は
オーバーシュートの前に起こる」

との見解を示した。

【速報】専門家会議が警鐘

専門家会議の尾身茂副座長は

「我が国では
諸外国でみられているような爆発的患者急増、
いわゆるオーバーシュートはみられていないが、

都市部を中心に
クラスター感染が次々と報告され、
感染者数が急増している」

とした上で、

「医療供給体制が
ひっ迫しつつある地域が出てきており、
医療供給体制の強化が
喫緊の課題となっている」

と指摘。

また、強調すべき部分として

「医療崩壊=オーバーシュート
と解される向きがあったと思うが、
実際には新規感染者数が急増し、

クラスター感染が
頻繁に報告されている現状を考えれば

爆発的感染が起こる前、
つまりオーバーシュートが起こる前に

医療供給体制のひっ迫、
医療体制の限度を超える負担、
機能不全に陥ることが予想される。

医療崩壊といわれる現象は、
オーバーシュートの前に起きるものだ」

との見解を示した。

また、
オーバーシュートについては

「2、3日で累積患者数が倍増し、
その傾向が継続して認められる場合」

と定義した。

そうした事態を回避するためとして、

「政府や市民が最善の努力を図っていくことが重要。

一方、
諸外国の医療現場で起きている
厳しい事態を踏まえれば、

さまざまな将来の可能性を想定し、
人工呼吸器など
限られた医療資源のあり方についても
市民に共有して、
巻き込んだ議論をしていく必要がある」

とし、

政府へは
医療機器導入の支援や
患者の増加に備えた
人的あるいは
財政的な支援を求めるとした。

https://times.abema.tv/posts/7048549

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