【厚生労働省】「(国内で)まん延している恐れが高い」とする報告書をまとめる。

(2020年03月26日)

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厚生労働省は26日、
新型コロナウイルス感染症について

国内で「まん延している恐れが高い」
とする報告書をまとめた。

政府の専門家会議
(座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)が了承した。

加藤勝信厚労相から報告を受け、
安倍晋三首相は同日、
13日に成立した「改正新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づく
政府対策本部の設置を決めた。

専門家会議の19日の見解では

「爆発的な感染拡大を伴う
大規模流行につながりかねない」

としていたが、

東京都で25日、
1日当たりではこれまでで最も多い
41人の感染が新たに確認されたことを受けて
表現を強めた。

報告書は、

感染者数が増えているうえに
感染経路が追跡できない事例が増加していること

▽世界的に感染が拡大し、
海外から感染者の流入が相次いでいること

を踏まえ、

「新型コロナウイルスが
まん延している恐れが高い」

と結論づけている。

政府は当初、
27日に対策本部の設置を予定していた。

今後、感染状況の推移を見極めながら、
緊急事態宣言を発令するかどうか判断する。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200326-00000023-mai-pol

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