【大分県】国立病院機構大分医療センターの集団感染を受け、一斉検査を実施。

(2020年03月21日)

dai_byouin2.png

大分県で
新たに感染が確認された4人は
同じ病院に入院していた患者だと分かりました。

県によりますと、
感染が確認されたのは
大分市在住の
80代から90代の男女
合わせて4人です。

21日の午後、PCR検査を実施して陽性が判明しました。4人は現在、市内の3つの病院に転院しています。これで大分医療センターに関連する感染者は12人となりました。県は、これまでに大分医療センターの関係者ら600人以上のPCR検査を実施するとしていたため今後、感染者が増える可能性もあります。

大分県は
大分市内の医療機関で
新型コロナウイルスの院内感染が発生した可能性があるとして
今後、1週間程度かけて
全員のPCR検査を実施する考えを示しました。

大分市の国立病院機構大分医療センターでは、
19日からこれまでに
8人の感染者が出ています。

21日に感染が明らかになった大分市の80代の男性も
13日から17日まで
大分医療センターに入院していて、

すでに陽性が判明している医療スタッフとの
接触が確認されています。

大分医療センターの関係者は
医師や看護師、入院患者ら
合わせて600人以上がいて、

大分県は今後、
1週間程度かけて
全員のPCR検査を実施するということです。

大分県内の感染者数は
3日間で8人増えて
9人となりました。

また、
厚生労働省のクラスター対策班が現地入りし、
感染経路の調査や
拡大防止に向けた対応策を
支援することにしています。

コメント