【西村康稔】人工呼吸器の増産に向けた調整を始めたと明かす。
(2020年03月29日)西村康稔経済財政・再生相は29日、
新型コロナウイルスの感染拡大に備え、
人工呼吸器の増産に向けた調整を始めた
と明らかにした。
「経済産業省で
人工呼吸器を3000台確保しているが、
万が一の事態に備えて
増産ができないかと調整している」
と
都内で記者団に語った。
西村氏は
「日本は
製造業はしっかりとした技術があるので、
経産省で調整して、しっかり確保したい」
と強調した。
目標とする数は
「できるだけ数多く」と述べた。
増産を要請する企業については
「調整中」として明言を避けた。
新型コロナの感染が拡大している欧米では
人工呼吸器の不足への懸念が強まっている。
トランプ米大統領は27日、
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に対し、
新型コロナ患者の治療に
必要な人工呼吸器を生産するよう命令した。
日本政府は
新型コロナの感染が広がる事態に備えて、
個室管理などができるベッドを全国で2万1千床、
重症者向けの人工呼吸器を3千台確保したとしている。
緊急事態に備えて
さらに医療の受け入れ体制の整備を急ぐ。
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