【英国】ウィリアム王子ご夫妻が、ロンドン南部の救急センターを訪問。

(2020年03月19日)

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19日(木)、
キャサリン妃とウィリアム王子ご夫妻が、
ロンドン南部クロイドンの救急センターを訪問されました。

これは事前発表なしのサプライズで、
事後報告により明らかになりました。

それも新型コロナウィルス感染拡大の現状を考慮してのこと。

エリザベス女王が、
通常より1週間早く、
ウィンザー城へ移動をされたのも、
実はこの日。

「今こそ国民が一体となるべき時です」

といった、声明を出され、
国民を勇気づけるメッセージをおくられた女王。

ご存じのように、
高齢者にとって
よりリスクが高いとされる
新型コロナウィルスだけに、
93歳の女王と
98歳のエディンバラ公はもちろん、
チャールズ皇太子も71歳と、
この時期のご公務には不安も。

そんな理由もあってでしょう、
この事態を受け、
ロイヤルファミリーで
真っ先に行動を起こされたのが、
ウィリアム王子ご夫妻となりました。

英国の国民保険サービスの
専用ダイアル(111)の
コントロールルームを訪れ、

昼夜を問わず激務が続く、
スタッフたちや代表者とお会いになり、
感謝の言葉を伝えられました。

現在、通常の5倍もの電話を受けながら、
いかにして増加の一途である要求に
対処しているかについてお聞きになったり、

また緊急専用ダイアルの111にかける前に、
新型コロナウィルス対策の
専用オンラインがあることも学ばれたり。

これが、情報として広がるだけでも、
このセンターにとっては
大きな効果となりますね。

実際、パレスの公式ウェブサイトでも、
オンラインのアドレスが記載されていました。

またスタッフとのグループディスカッションで、
ウィリアム王子が
何か一般のボランティアで出来ることがないか
と提案をされたり、

ご自身の
今後の公務の方法を変える必要性に関しても
話されたようです。

私が印象的だったのは、
スタッフのみなさんが国民のために
献身的に仕事をしてくれるのと同様に、
スタッフ自身や家族に対する不安にも
サポートが必要であると、
気遣われていたことでした。

キャサリン妃も、
スタッフたちの働きぶりを称賛されていました。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200325-00010000-vingtcinq-life

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