【インド】シーク教の指導者が死亡し、説教を受けた1万5,000人が隔離される。

(2020年03月29日)

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インド北部で、
新型コロナウイルスに感染した
シーク教の指導者が死亡し、

この指導者によって
ウイルスを感染させられた可能性のある
少なくとも1万5000人が
厳重な隔離下に置かれている。

多数のウイルス感染を招く患者
「スーパースプレッダー」となった
バルデブ・シン(Baldev Singh)導師は、

欧州における
感染拡大の中心地となっている
イタリア、およびドイツからインドに帰国後、
パンジャブ(Punjab)州内の農村十数か所を巡り、
説教を行った。

この結果、
同国で最も厳しいレベルの
警戒態勢が敷かれることになり、
インド政府が
感染防止策として
同国全土に課した
21日間の外出禁止令を上回る
厳しい規制の下、
各世帯に対して
特別の食料配送が実施されている。

シン導師が暮らしていた地区の治安判事は
27日にAFPに対し、

「まず
農村15か所の一部が
18日に封鎖された。

封鎖対象となった農村の住民は
1万5000~2万人とみられる。

医療チームが待機し、
定期的に監視している」

と語った。

地元の警察関係者によると、
シン導師との接触があった19人は
既に陽性反応を示し、
さらに200人超が
検査結果を待っている。

シン導師と近親者2人は
欧州から帰国した後、
自主隔離の指示を無視し、
導師が発症して死亡するまで
農村を巡って説教を行っていた。

この近親者2人も、
検査で陽性と判定された。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200329-00000022-jij_afp-int

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