【北海道】「北海道・札幌市緊急共同宣言」を発出。(14日〜来月6日まで一斉休校や自粛要請)

(2020年04月12日)

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北海道の鈴木知事と札幌市の秋元市長は、
新型コロナウイルスの感染者が、
再び増加する傾向にあるとして
「北海道・札幌市緊急共同宣言」を出し、
今月14日から
来月6日まで
札幌市の小中学校と高校、
そして近隣の道立高校を
再び臨時休校にすることを決めました。

鈴木知事と
札幌市の秋元市長は
12日道庁で会談し、
今後の対応を協議しました。

この中で鈴木知事は

「道内の感染者数が
5日連続でふた桁となり、
第2波とみられるような動きともとれる。

早期に終息させるためのメッセージを
伝える段階になっている」

と述べました。

また、秋元市長は

「感染源の分からない患者が増えている状況をみると、
一歩ふみこんだ対応をしていかないといけない」

と述べ、
感染防止策を徹底する行動をとるよう呼びかける
「北海道・札幌市緊急共同宣言」を出しました。

この中で、
14日から
大型連休の最終日となる来月6日まで
札幌市の小中学校と高校、
そして近隣の道立高校を
再び臨時休校にするとしていて、

これと同じ期間、
不特定多数の人が集まる
札幌市内の公共施設を
休館するということです。

また、札幌市では
不要不急の外出を控え、
そのほかの地域でも
札幌市との
不要不急の往来を控えるよう求めています。

さらに
緊急事態宣言が出ている7都府県への往来も
極力避けるよう求めたほか、

政府の方針を踏まえ、
接客を伴う飲食店などへの外出自粛を強く求め、
飲食店が休業した場合には
国に補償を求めるということです。

このほか、
重症患者に対応可能な病床の確保に取り組むとともに
軽症患者が宿泊施設などで療養できる準備も進め、
医療体制の強化に取り組み、
道内経済への支援強化も
国に求めていくことにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200412/k10012383111000.html

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