【フランス】イースターのミサを強行した教会が摘発される。

(2020年04月12日)

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フランス・パリの警察当局は11日夜、
新型コロナウイルス対策の厳格な外出制限令を無視して
イースター(Easter、復活祭)の前夜礼拝を行っていたカトリック教会を摘発し、
司祭を書類送検した。

警察情報筋が12日、
仏誌報道を認めた。

礼拝には
数十人が出席していたという。

フランスでは
新型ウイルスの感染拡大抑制のため、
1か月間にわたって
教会の礼拝を含む
あらゆる集会が禁止されている。

しかし、
パリ中心部の5区にある
サンニコラ・デュ・シャルドネ(Saint-Nicolas-du-Chardonnet)教会は、
毎年恒例のイースター前夜ミサを決行した。

同教会は
伝統的な儀礼を重んじ、
ラテン語でミサを行うことで知られている。

中から音楽が聞こえる
との地元住民の通報を受け、
警察が駆け付けた際、
教会の扉は固く閉まっていた。

その後、
真夜中過ぎに教会から出て来た1人が、
内部に40人ほどが集まっていると
警察に認めたという。

司祭は警告を受け、
外出制限令を守らなかったとして
書類送検された。

司祭には
罰金200ユーロ(約2万4000円)が科されるとみられる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200413-00000018-jij_afp-int

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