【農林水産省】「牛乳やヨーグルトを、もう1つ多めに買って下さい。」(協力金も検討中)
(2020年04月21日)学校給食の取りやめなどで
牛乳や生クリームの需要が
大きく落ち込んでいることから、
農林水産省は
各家庭で
牛乳やヨーグルトを
ふだんより1つ多めに買ってほしい
と呼びかけています。
学校給食の取りやめや
緊急事態宣言を受けた
カフェやレストランなどの休業の拡大によって、
業務用の牛乳や生クリームなどの
乳製品の需要が落ち込んでいます。
乳業メーカーへの聞き取りでは
家庭向けの牛乳などの販売は伸びているものの、
原料となる生乳の需要は
この時期の生産量の10%余りにあたる
7万トンから9万トンが減ると推計されています。
これについて
江藤農林水産大臣は
21日の記者会見で
「生乳の生産量は
6月に向けて増加するが、
需要の落ち込みで
生乳が行き先を失うことが懸念される。
買い物の際に
牛乳やヨーグルトを
ふだんよりもう1つ買ってもらえれば、
酪農家の生産を守ることになるので
協力をお願いしたい」
と呼びかけました。
このほか
農林水産省は
生乳の廃棄をなくすため
19億円の予算を確保し、
チーズやバターなどの製造を増やしたメーカーに
協力金を支給することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200421/k10012398171000.html
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