【アメリカ】国土安全保障省の局長「日光、高温、多湿で、威力が弱まる。」

(2020年04月23日)

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米国土安全保障省の高官は23日、
新型コロナウイルスに関する政府の研究で、

日光が当たる場所や
高温・高湿度の環境下では、

より短い時間で
威力が弱まる傾向が示された
と明らかにした。

同省科学技術局の
ウィリアム・ブライアン局長代行によると、

政府の研究者らは、
新型コロナが
最も生存しやすいのは

屋内の空気が乾燥した環境で、
気温と湿度が上がれば威力を失い、
特に日光に弱いとの研究結果を報告した。

同氏は
ホワイトハウスのブリーフィングで

「直射日光に当たれば、
最も早く死滅する」

と述べた。

インフルエンザなど
他の呼吸器系疾患と同様に、
新型コロナの感染力が
夏季に弱まるとの期待を強める内容だが、

実際は、
シンガポールなどの温暖な場所でも
強い感染力を発揮している。

トランプ米大統領は、
この研究結果は
慎重な解釈が必要だと指摘した。

ブライアン氏によると、

暗くて湿度が低い環境では、
新型コロナは
ステンレス鋼など通気性のない素材の上で、
18時間かけて威力を半減させるが、

高湿度の環境では
この時間が6時間に減り、

高湿度の環境で日光に当てれば、
2分に短縮されるという。

また、
せきやくしゃみによる飛沫感染を想定し、
空気中に漂う新型コロナウイルスについても調べ、
同様の結果が得られた。

空気中の新型コロナは
暗い室内で
1時間かけて威力が半減したのに対し、

日光に当てた場合は
90秒に短縮した。

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-trump-idJPKCN226038

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