【東京新聞】都内の陽性率が急上昇。(3月中頃まで0~7%が、4月12~18日は63%)

(2020年04月25日)

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新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、

専門家は
PCR検査で感染が確認された陽性者の数だけでなく、

検査件数に対する
「陽性率」の推移にも注目している。

日本のように検査数が少ないと、
陽性率が高くても
実際の陽性者の数を把握できない。

そのため
オーバーシュート(爆発的患者急増)などになっていても
気付かない恐れがあり、
非常に危険という。

「これでは
有効な対策を立てられない」

として、
検査数を増やし、
詳細な陽性率を公表する必要性を訴えている。

検査した日と
結果が判明した日にずれがあるなどするため、

厚生労働省は
正確な陽性率として公表していないが、

全国の陽性者数を
検査数で割った数値を公表しており、
目安にはなる。

四月二十一日までの累積で
全国平均は10%だった。

三月二十一日までは5%で、
上昇傾向といえる。

一方、
国内で最多の感染者を抱える
東京都で計算すると、
高率になる恐れが判明した。

曜日ごとの増減を平準化するため、
一週間ごとに足し上げた陽性者数を
一週間の検査数で割ったところ、
二月から三月中ごろまでは0~7%。

しかし
三月十五日からの週は16%、
二十二日からの週は32%と上昇した。

四月十二~十八日は63%になった。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020042502000247.html

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