【イタリア】中国に11兆円の賠償を求めるネット署名が始まる。

(2020年04月21日)

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イタリアの通信社
アドンクロノスの22日の報道によると、

イタリアの非営利団体OnEuropeが
新型コロナウイルスの感染拡大をめぐって

中国政府に賠償を請求する
インターネット署名を開始した。

米華字メディア・多維新聞が
23日付で伝えた。

発起人のフェルディナンド・ペローネ(Ferdinando Perone)さんは、

中国政府は
責任を負うべきだと主張し、

「重大なウイルス流行が発生した国は、
24時間以内に
世界保健機関(WHO)に
通報しなければならない。

中国政府は
それをしなかった」

と述べたという。

記事によると、

中国への賠償を求める署名ページは
21日に公開された。

ペローネさんは
4~5月に署名を募り、
6月に訴訟を起こすとしており、

署名する人は50万人以上、

請求額は
1000億ユーロ(約11兆円)を超える
と予想している。

このほか、
イタリアの有名ホテル
「ホテル・ド・ラ・ポステ(Hotel De La Poste)」は、

「中国政府の報告が遅れたことで、
イタリアでのウイルス拡大が深刻化した。

3月に予定されていた
スキーのワールドカップ(W杯)が
中止になったことでキャンセルが相次ぎ、
莫大な損失を受けた。

中国政府は
賠償責任を負うべきだ」

と主張したという。

記事は、
米国など各国で
中国への賠償請求の動きが出ている一方で、

中国外交部の
耿爽(グン・シュアン)報道官が
20日の会見で

「中国も他国と同じく
ウイルスの攻撃を受けた被害者だ。

加害者ではないし、
ましてやウイルスの共犯者でもない。

国際社会は団結、協力し、
助け合うべきであり、
互いに非難したり、
賠償を請求するなどと
騒ぎ立てたりするべきではない」

と述べたことを紹介した。

https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_20200425010/

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