【神奈川県】自宅療養を2週間で解除された女性が再感染。(解除時に検査せず)

(2020年05月02日)

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先月、
新型コロナウイルスに感染した
神奈川県の30代の女性が

自宅療養のあと
陰性が確認されないまま
神奈川県から
通常の生活に戻ってよいとされ、

その後になって発熱し、
感染が確認されていたことが分かりました。

専門家は

「患者によっては
2週間以上の療養が必要な場合もあり、

一律の対応ではなく
ケースごとに判断するべきだ」

と指摘しています。

先月13日に感染が確認された
神奈川県に住む30代の女性は

軽症と判断されたため、
県の方針に従って自宅で療養し、

健康観察期間の2週間が過ぎて
症状が治まったことから
県から一般的な感染防止策をとって
通常の生活に戻ってよいとされました。

女性は
陰性が確認されないことに不安を覚え
自主的に自宅待機を続けていましたが、

その後、
38度台の熱が出て
医師の判断で
改めてPCR検査を受けました。

その結果、
2日、
感染していることが
再び確認されたということです。

神奈川県は
自宅や指定した宿泊施設で療養してもらう軽症者については、
入院した感染者と違って
原則、陰性を確認する検査は実施しておらず、

2週間後に症状がないと電話で回答すれば
翌日以降、通常通りの生活に戻しています。

これについて
感染症対策に詳しい
北海道医療大学の※塚本容子教授は、

「世界的に見ても、
2週間たったことを理由に
感染した人を
ふだんの生活に戻している国は少ない。

患者によっては
それ以上の療養が必要な場合もあり、
一律の対応ではなく
ケースごとに判断するべきだ」

と指摘しています。

※「塚」は点あり。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20200503/1050010113.html

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