NY株式市場で、ダウ平均が急落して2か月、依然として20%近く値下がりのまま。

(2020年04月25日)

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24日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、
値上がりして、今週の取り引きを終えました。

ニューヨーク株式市場は、
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた
株価の急落から2か月がたち、

この間の最安値からは
値を戻しつつありますが、

ダウ平均株価は、なお、
急落の直前に比べて、
20%近く値下がりしたままです。

24日のニューヨーク株式市場
ダウ平均株価の終値は、
前の日に比べて
260ドル1セント高い、
2万3775ドル27セントでした。

原油価格が下げ止まったことなどから
買い戻す動きが続きました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた
株価の急落から
24日で2か月がたちました。

2月24日に
ダウ平均株価が1000ドル以上値下がりし、
急落が始まりました。

その後も、
3000ドルという
過去最大の下げ幅を記録するなど
大幅な下落が続き、

こうした激しい値下がりを抑えるため、
売買を自動的に停止する
「サーキット・ブレーカー」が
初めて発動されました。

先月23日には、
この間の最安値である1万8591ドルをつけ、
急落前に比べて1万400ドル、
率にして35%下落しました。

その後は、
危機対応ともいえる巨額の経済対策と金融緩和で、
次第に値を戻し、

今月17日には
2万4000ドルを回復しました。

この間、
ネット通販のアマゾンや、
動画配信大手のネットフリックス、
それに流通大手のウォルマートは
最高値をつけています。

ただ、今週に入ってからは、
原油価格がマイナスに陥るという
初めての事態に見舞われるなど、
再び不安定な値動きとなり、

24日のダウ平均株価の終値は、
急落前に比べて
なお18%安くなっています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200425/k10012405241000.html

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