【兵庫県】休業要請を無視したパチンコ店の店名を公表するとの考えを示す。
(2020年04月21日)
緊急事態宣言から21日で2週間となる中、兵庫県の井戸知事は記者会見で、県民に対し、外出の自粛などへの協力を改めて強く呼びかけました。
一方、休業要請の対象となっている施設が要請に応じない場合には、今後、法律に基づいて施設名を公表することも検討する考えを示しました。
井戸知事は、県が行っている休業要請に関して、「例えば県内のパチンコ店では、2割弱の店舗が営業している。
『客の列ができている』と報道されたり、県民から電話で苦情も寄せられている。休業要請に応じていない一部の遊技事業者には
改めて強く要請する」と不快感をあらわにしました。
そのうえで井戸知事は、「強く要請しても無視されるということだと法律の適用も考えていく。
協力しない施設名の公表を、国とも相談しながらやっていくのが筋だが、今週いっぱいは様子を見て、
土日までに一定の判断をしなければならない」と述べ、状況を見極めたうえで、法律に基づいて施設名を公表することも検討する考えを示しました。
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