オンライン申請をするために、マイナンバーカードを申請する人が役所に殺到。

(2020年04月29日)

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街中は閑散としていますが、「役所」は人が殺到しています。順番待ちの列が建物の外にまで続いていました。

何なんでしょう、このモヤモヤは。確かに人出が減ったところもある一方、普段と変わらないところや、むしろ増えているところもあるといったどっちつかずの状況。すったもんだの末に決まった1人10万円の給付。そこでも似たような現象が見られました。
人影もまばらな繁華街に対して各地の役所は・・・。行列を作っているのは10万円の給付に先立ってマイナンバーカードの申請に訪れた人たち。大阪では建物の外まで行列が伸び、職員が対応に追われました。給付金は世帯主宛に市区町村から郵政される申請書類に対象者の名前や口座番号などを記入して返送すれば10万円が振り込まれる仕組みです。ただし、マイナンバーカードがある人はオンライン申請ができます。まさか、すべてをデジタルで済ませるためにあらかじめ現実世界で行列に並ぶ。だとしたら本末転倒のようでもありますが、なかには住所が前の住所のままだったので区役所を訪れ、35人待ち。皮肉なことに公的手続きがソーシャルディスタンス確保の障害に。致し方ないのでしょうか?
熊本県高森町では独自にドライブスルー方式で申請の受け付けを始めました。また、北海道東川町では国の給付を待たずに町が10万円を先渡しする取り組みが始まりました。早ければ、申請の翌営業日に振り込まれるそうです。青森県西目屋村では、28日の朝までにすべての住民に申請書類を郵送したほか、現金給付を希望する75歳以上の一人暮らしの高齢者には30日から順次、渡していくとしています。

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