【日刊ゲンダイ】新型コロナは「第2のエイズウイルス」なのか 衝撃の論文が。

(2020年04月25日)

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新型コロナウイルスは
部分的にエイズウイルスに似ているといわれているが、
あくまで構造上のものであった。

しかし、
現実的な可能性を物語る論文が発表され、
世界中の医療関係者に衝撃を与えている。

「Cellular and Molecular Immunology」に
今月掲載された論文で、

執筆者は
中国・上海在住の研究者と
米国の研究者だ。

一体どんな内容なのか?

「弘邦医院」(東京・葛西)の
林雅之院長に聞いた。

論文によると、

新型コロナウイルスは、
リンパ球の一種で細胞免疫をつかさどるT細胞に感染するという。

事実、
新型コロナ感染症の重症患者は
リンパ球が減ることが確認されている。

リンパ球がほとんどなくなり、
免疫システムがかなり破壊されている死亡例も報告しているのだ。

これは
新型コロナウイルスが
エイズを発症させるHIV免疫不全ウイルスのように
免疫システムを破壊しうる可能性を物語っている。

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/272409

つまり、
新型コロナウイルスのSタンパク質の構造が
少し変わるだけで
ヒトのリンパ球に感染できるようになり、
エイズと同じように
免疫不全症候群を発症させる可能性があるという話は
決して荒唐無稽ではないのだ。

「ただし、リンパ球減少は
重症患者に起きていることであって、

HIVのように
この免疫細胞への影響力が
簡単に他の人に感染した
という報告はありません。

新型コロナの感染は
あくまでも呼吸器を介したものであり、
現時点では
心配する必要はないと考えます」

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/272409?page=4

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