【WHO】「再感染ではなく、まだ死滅した肺細胞の排出が続いているのだ。」
(2020年05月06日)世界保健機関(WHO)は6日、
新型コロナウイルスの患者が
回復後に
再び陽性と診断されるケースについて、
再感染ではなく、
まだ死滅した肺細胞の排出が続いているのだ
とAFPに明らかにした。
韓国の保健当局は4月、
こうした例が100件超あったと報告。
回復者の再感染が懸念されていた。
WHOの報道官は、
この韓国の例に言及することなく、
「患者が臨床的回復後に
陽性と診断された例を
複数把握している」
「最新のデータに基づき
現在分かっていることから言えるのは、
回復期の患者は
一時的に、
肺から残存物質を排出しているらしい
ということだ」
と説明した。
研究によると、
新型コロナウイルスに感染した人は、
感染または発症から
約1週間後に抗体を作り始めるという。
しかし、専門家らによると、
新型ウイルスによる新たな攻撃を防ぐのに
十分な免疫を体系的に構築するのかどうかや、
構築した場合の免疫持続期間については、
現段階では明らかになっていない。
WHO報道官は、
「免疫持続期間について
より深く理解するには、
回復者から
体系的に検体を収集する必要がある」
と述べた。
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