【愛媛県】松山市内の病院で、17人の感染を確認。(同県最多。計68人)

(2020年05月14日)

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松山市内の病院の
入院患者や職員など
合わせて17人が、

新型コロナウイルスに
感染していたことが
新たに確認されました。

この病院では、

介護職員として勤務する男性と
その同僚の感染が、
すでに確認されていて、

愛媛県は
病院で集団感染が起きた
としています。

新たに感染が確認されたのは

松山市内の牧病院に入院する
50代から90代までの患者など11人と、

この病院で
看護や介護の職員として勤務している
30代から50代までの男女6人の

合わせて17人です。

この病院では
介護職員として勤務している30代の男性が
発熱などの症状を訴え、

その後、
今月12日になって
感染が確認され、

愛媛県と松山市は
男性と接触した可能性がある
病院の職員や患者などの検査を行いました。

その結果、
13日に公表されている同僚の40代の女性と
男性の家族の10代の女性の感染に加え、

13日の夜になって
新たに17人の感染が確認され、

県は、

この病院で
集団感染が起きた

としています。

一方、
残りの46人については
検査の結果、
陰性が確認されたということです。

そのうえで感染経路について県は、

一般の外来とは区別された病棟で
感染が発生していることや、

入院患者に対し
外部からの見舞いの自粛を求めていたことなどから、

病院の職員が感染し
そこから院内感染につながった可能性がある
としています。

県などは今後、
感染者の詳しい行動を調べるとともに、

感染が確認された職員や患者などの家族、
合わせておよそ30人が
濃厚接触者にあたるかどうか確認し
検査を行うなど、状況の把握と
感染の拡大防止に努めることにしています。

17人の感染確認は、
愛媛県が
1日に発表した感染者の数としては最も多く、

県内で感染が確認されたのは、
これで68人となりました。

中村知事「31日までは現在の警戒レベル維持」

愛媛県の中村知事は
記者会見で、

松山市内の病院で
新型コロナウイルスの
集団感染が確認されたことについて

「感染経路は
まだわかっていないが、

陽性と確認された人と
接触があった人には
自宅待機をお願いするなど、

これ以上の感染拡大防止に
スピード感をもって対応している」

と述べました。

また、中村知事は
愛媛県内での
感染確認の状況について、

13日、
菅官房長官と
西村経済再生担当大臣に
連絡したことを明らかにしたうえで

「緊急事態宣言の解除について
愛媛県がどのようになるかはわからないが、

どのようになろうが、
これまで県民にお伝えしているとおり、

今月31日までは
現在の警戒レベルを維持し対応していきたい」

と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200514/k10012429421000.html

ただ、愛媛県については
13日に20人近くの感染者が出たため、
感染経路の調査などを行う
条件付きの解除だということです。

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