舞台関連の40社が共同で「緊急事態舞台芸術ネットワーク」を設立。
(2020年05月14日)東宝、松竹、
劇団四季、ホリプロ、東急文化村、
パルコ、吉本興業、明治座、
アミューズ、シス・カンパニー、
NODA・MAP、劇団☆新感線、
大人計画など
演劇関係の約40の会社、団体、劇場が
新型コロナウイルスによる
公演の中止や
延期に伴う演劇界の危機的状況を受けて
「緊急事態舞台芸術ネットワーク」を組織し、
14日、
中止や延期による損害などについての
緊急アンケート結果を発表した。
アンケートは
4月10日以前に中止・延期を決めた
5月末までの公演を対象に実施し、
数万人から数十万人を動員する規模の
演劇イベントを主催する
16の主催団体が回答を寄せた。
それによると、
損失額が
「30億円以上」が2団体、
「10~30億円」が3団体、
「5~10億円」が2団体、
「1~5億円」が7団体、
「1億円未満」が2団体
となっている。
中止・延期となったステージ数は
「210以上」4団体、
「101~200」2団体、
「51~100」5団体、
「1~50」5団体。
また、
現状の支援策を利用した場合の
事業継続可能性については、
「可能」が8団体、
「困難(大幅縮小不可避)」が6団体、
「どちらともいえない」が2団体で、
「困難」と答えた6団体に、
予想時期を質問すると
「半年以内」1団体、
「1年以内」が2団体、
「無回答」3団体だった。
自由記述では
「年内の興行が難しければ、
会社の休眠、
あるいは倒産も致し方ない」
「21年4月には
事業継続が不可能」
などと危機的な状況を訴えている。
また、
装置・照明など
イベントスタッフの
6つの会社も回答を寄せ、
事業継続可能性については
「可能」2社、
「困難」3社、
「無回答」1社と、
同様に
厳しい状況にあることが
明らかになっている。
https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/amp/202005140000345.html
「緊急事態舞台芸術ネットワーク」
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