全国18の知事が、無症状者へのPCR検査の実施など、政府への提言をまとめる。

(2020年05月11日)

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感染の第2波に備え、
全国18の知事が
PCR検査の拡充を求めました。

飛沫(ひまつ)を受けずに済む
新しいPCR検査の方法も出てきました。

新型コロナウイルスとの闘いは
次のステップへと
進もうとしているのでしょうか。

ようやく新たな感染者が減るなか、
今度は第2波が危惧されています。

広島や茨城など全国18道県は
その備えとして

PCR検査を
症状のない人にも
大規模に行うこと
などを盛り込んだ提言を
政府に提出していました。

アメリカの研究者などで運営される
ウェブサイトによりますと、

日本のPCR検査数は
欧米など各国と比べて
少ないといいます。

PCR検査を巡っては
次々と動きが。

東京・港区の
クリニックフォア田町では
今月からPCR検査を始めました。

PCR検査は
主に大きな病院で行われていて、
診療所としては
都内で初めてだそうです。

クリニックフォア田町・村丘寛和院長:

「元々、当院2フロアに分かれているので、
1フロアを発熱外来にして、
そうでない患者と動線を分けている」

発熱外来は基本的に予約制で、
患者は待合室に
多くて3人ほどにしています。

検査では
患者はケースの中に頭を入れ、

医師も手袋がついた穴から
手を入れて検体を採取します。

検体は検査機関に送られ、
4日ほどで結果が出るそうです。

湯崎広島県知事、
大井川茨城県知事を中心とする18道県知事が、

感染拡大防止と
経済・社会活動の早期正常化の両立に向け
必要となる戦略について提言をまとめ、

5月13日に
西村康稔経済再生担当大臣に提出した。

達増拓也岩手県知事、
大井川和彦茨城県知事、
大村秀章愛知県知事、
鈴木英敬三重県知事、
湯崎英彦広島県知事の5氏が
オンラインで会見し、

提言をまとめた経緯や
各地域の現状、課題について話した。

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