【安倍晋三】「緊急事態」の解除を宣言。

(2020年05月25日)

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緊急事態宣言をめぐり
政府は25日夜、
対策本部を開き、
東京など首都圏の1都3県と
北海道を
解除することを決め、
安倍総理大臣が
解除宣言を行いました。

先月7日に出された宣言は
およそ1か月半ぶりに
全国で解除されることになりました。

政府は
午後7時すぎから
総理大臣官邸で
対策本部を開きました。

安倍総理大臣は

「きょう
緊急事態措置を
解除することとした。

これによって
全都道府県で
緊急事態措置を
実施する必要がなくなった
と認められることから、
特別措置法に基づき
緊急事態の解除を宣言する」

と述べ、
全国の解除宣言を行いました。

先月7日に出された宣言は
およそ1か月半ぶりに
全国で解除されることになりました。

そして安倍総理大臣は

「コロナの時代の
新たな日常を作り上げていく。

緊急事態の解除後でも
感染拡大のリスクを
ゼロにすることはできない」

と述べ、
おおむね3週間ごとに
地域の感染状況や
感染拡大のリスクを評価しながら、
外出自粛やイベントの自粛、
それに施設の使用制限などについて
段階的に緩和していく考えを示しました。

さらに

「段階的な緩和には、
新しい生活様式や、
感染拡大防止に向けた
業種別ガイドラインの実践が前提となる。

引き続き
『3密』の回避や、
人と人との距離の確保、
マスクの着用をはじめとした
基本的な感染対策の継続の
徹底をお願いしたい」

と呼びかけるとともに、
医療提供体制や
検査体制の強化に
取り組む考えを示しました。

また安倍総理大臣は、
水際対策の強化として、
入国拒否の措置の対象に
インドなど11か国を追加するとともに、
水際対策の期間を
来月末まで延長すると
決めたことを明らかにしました。

最後に、
これから災害が多発する時期を迎えることを踏まえ

「避難所における
感染拡大防止にも
十分留意する必要がある。

地方自治体は
ホテルや旅館などの
積極的な活用も含めた
可能なかぎり多くの避難所の開設、
マスクの備蓄など
必要な対策を講じてもらいたい」

と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200525/k10012444441000.html

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