【東京都】豊洲新市場の土壌継続調査が終了。

(2016年11月18日)

豊洲新市場に“謎の地下空間” 工期優先のモニタリング用か

地下に高さ5メートルもの空間が ( 日刊ゲンダイ 2016年8月21日 )

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/188218/1
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【 記事の要約 】

・新市場が開場するのは、今年の11月7日なんですが、
新市場の用地は、元は東京ガスの工場跡地であり、
有毒物質のシアン化合物やベンゼンで汚染されていたため、
対策工事を行うこととなり、工事が終わった後も、
2年間の継続調査が行われてきたようです。

・で、この調査 (モニタリング) が終了するのは、
開場後の、11月18日なんですね。

・この調査と、建物の工事とを同時に行っていたため、
用地の地下には、高さ5mほどの空間があけられていて、
133カ所の観測井戸が掘られているようです。

・この用地の土壌汚染はひどく、最大で
基準の4万3000倍もの有害物質が検出されていたようですが、

ともかく、この地下空間を作ることになったために、
当初予算から、約1500億円もの経費が上乗せされていて、
その結果、トータルで約5800億円もかかってしまったようです。

・小池都知事は、この辺りのムダを問題視しているようです。

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「築地市場移転」あと3か月・・・行きたくないと仲卸業者「使い勝手悪いし汚染不安」

■ターレ運搬の重みに耐えられない床強度
■間口が狭くてマグロ解体の長包丁使えない!?

http://www.j-cast.com/tv/2016/08/12275045.html
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豊洲市場の用地では、昭和31年から昭和63年まで、
都市ガスの製造・供給が行われていました。

市場用地の土壌汚染は、
石炭から都市ガスを製造する過程における副産物などによるもので、
7つの物質(ベンゼン、シアン化合物、ヒ素、
鉛、水銀、六価クロム、カドミウム)による、
土壌及び地下水(六価クロムを除く)の汚染が確認されています。

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/measures/index.html
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地下水のモニタリング調査 ( これまでの結果 )

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/toyosu/siryou/monitoring/
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