【柳瀬唯夫】シャープへの出資交渉時にテリー・ゴウと意思疎通
(2012年)ゴウ氏が来日中に主に訪ねたのは、
確信機構を管轄する経済産業省の関係者だった。
確信機構の窓口である産業再生課は経済産業政策局に属するが、
局長は12年の出資交渉時、審議官としてゴウ氏と意思疎通していた。
後任の審議官とも不正期に意見を交換している。
彼らを通じて、革新機構案が政府の意思を反映しているのか探ったのだ。
結論は否。「革新機構は政策を代表していない」とゴウ氏は読んだ。
さらに注目したのが、革新機構が銀行に債務放棄などの痛みを求めていることだ。
「週刊東洋経済」2016.2.27号 p.33
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