「緊急事態宣言」の延長を受けて、赤木さんの裁判の第1回口頭弁論期が延期となる。

(2020年05月07日)

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森友学園の
国有地売却問題を担当していた
財務省近畿財務局職員の
赤木俊夫さん=当時(54)=が、

佐川宣寿元国税庁長官(62)の指示で
決裁文書改ざんを強制され
自殺に追い込まれたとして、

妻が
国と佐川氏に
計約1億1千万円の損害賠償を求めた訴訟で、

27日に予定していた
大阪地裁の第1回口頭弁論期日が取り消され、
延期となったことが15日分かった。

訴状などによると、

佐川氏は
財務省理財局長だった17年2~3月、
部下に決裁文書の改ざんを指示。

赤木さんは
決裁文書から
安倍昭恵夫人や政治家の関与を示す部分の削除などを強制され、
うつ病を発症して休職。

18年3月に自殺したとしている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/10ff31d731f6ab259b9dcd88dec2abba08a6ccb9

財務省近畿財務局の
上席国有財産管理官、
赤木俊夫さん(享年54)を
自死に追い込んだ、
森友事件をめぐる公文書の改ざん。

この問題の真相解明をめざし、
俊夫さんの妻、雅子さんが
国と佐川宣寿元財務省理財局長を相手に起こした裁判は、
5月27日に始まる予定だった。

しかし政府が
コロナの緊急事態宣言を
5月31日まで延期したことを受け、

大阪地裁も
裁判の予定を
次々に延期している。

7日、
赤木雅子さんの裁判について
代理人の生越照幸弁護士が
大阪地裁第8民事部に確認したところ、

「期日は取り消します。

次の期日は
追って指定します」

との答えだったという。

裁判開始は
1か月以上遅れる見込み

では、裁判の開始は
いつ頃になる見込みなのだろうか?

尋ねたところ、
生越弁護士の見立ては…

「緊急事態宣言が解除されるまで
裁判所は次の期日を入れないでしょう。

そうなると
6月に入ってからの指定となります。

すでに4月と5月、
2か月分の裁判予定がたまっています。

赤木さんの裁判は
優先事項だと思いますが、

それでも次の期日は
早くて6月下旬か
7月上旬になるんじゃないでしょうか?

当初の予定より
1か月以上は遅れると思います」

https://news.yahoo.co.jp/byline/aizawafuyuki/20200507-00177436/

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