西鉄バスジャック事件が起き、「2ちゃんねる」と「ヒッキー」が有名になる。

(2000年05月03日)

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「ひきこもり」という言葉は、
2000 年前後に起きた複数の事件
(京都府における小学生男児殺人事件、
新潟県における女性監禁事件、
佐賀県におけるバスジャック事件等)
に関する報道によって
より広い範囲で知られるようになる。

当時いくつかの報道は
事件の背景に「ひきこもり」があったとする内容を伝え、
特に佐賀の事件においては
容疑者少年が
自身をインターネット掲示板上で
「ヒッキー」と称していたことが報じられたこともあり、
「ひきこもり」は
事件を象徴するキーワードとして
多くの人の目に触れることとなった。

佐賀の事件では
容疑者が 17 歳の「少年」であったことも注目を集め、
その後
17 歳の若者による犯罪が
他にも複数報道されたことと相まって、
「ひきこもり」はこの時期
「犯罪リスク」や「若者の心の危機」
「若者問題」といった位置づけで
語られることが増えていく(工藤 2008:50−52)。(p.7)

http://www.f.waseda.jp/k_okabe/semi-theses/1617a_o.pdf

西鉄高速バス乗っ取り事件や
佐賀バスジャック事件のほかにも
インターネット掲示板の2ちゃんねるに
犯行予告の書き込みが残されており、
その時のハンドルネームから
ネオむぎ茶事件(ネオ麦茶事件)とも呼ばれた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/西鉄バスジャック事件

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