「就職氷河期」世代の初の全国団体が発足。

(2020年01月10日)

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バブル崩壊後の雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った、
いわゆる「就職氷河期」世代の当事者らで作る
初の全国団体が発足しました。

「当事者として、
一緒に人生を取り戻したい人にきてほしいです。

また、いままで自分に価値が無いんじゃないかとか、
踏みにじられて自分なんかって思っている方に
あきらめないで欲しい」

(就職氷河期世代当事者全国ネットワーク 増山麗奈代表)

10日、都内で開かれた全国団体の発足会見には、
2000年前後に就職活動をした
「就職氷河期」世代の当事者らが参加し、
この世代をとりまく雇用環境の厳しさを訴えました。

「就職氷河期」世代が中心となって
全国団体が作られるのは初めてのことで、
団体では今後、
世代間格差の是正や
「フルタイムで働けない人でも正社員になれる制度」など、
待遇の改善を求めていく方針です。

「就職氷河期」世代をめぐっては、
政府も支援が必要として、
今後3年間で600億円を超える予算を投じ、
この世代の正規雇用を30万人増やす
という目標を示しています。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200111-00000013-jnn-soci

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