【日刊ゲンダイ】数字の裏にカラクリあり 有効求人倍率「1.52倍」の実態

(2017年09月01日)

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「いわゆる『カラ求人』というのがあるのです。

長年求人募集をしていないと、
“あの会社は景気が悪いのでは?”と思われるため、
採用する体力もないのにハローワークなどに募集を出す。

ライバル社が求人しているのを見て
“うちも出そう”と募集するケースもあります。

だけど採用する気はありません」(郭洋春氏)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/212566/2
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転職に詳しいジャーナリストもこう言う。

「各ハローワークには『求人開拓員』がいて、
企業を回って求人募集を取ります。

その際、企業によっては単なる付き合いで
『経理マン募集』などと出すことがありますが、
よほど優秀な人材が来ないかぎり採用しません。

それでも求人倍率を押し上げることになる。

『求人開拓員』は清掃などの仕事よりも
一般事務を取ると成績としてカウントされやすい。

一般事務の採用をたくさん取ったハローワークは
厚労省から評価されます」

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/212566/3
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