【加藤紘一】自民党の幹事長に就任。(橋本内閣)
(1995年10月)1995年10月~1998年7月。
NHKスペシャル「日本国債」での証言については、こちらの動画を参照。↓
https://youtu.be/ZzYQH74UKqA?list=PLcJ60-ak6g-r3tTWHdg6LXyNbDsZDdL02&t=338
加藤紘一:
「自分が政調会長、幹事長時代に、
いろんなプレッシャーかけました。
財政が手を出して国を助けると
それがだんだん出来なくなってくると
金融政策に行くんですね。
そして、
日銀もっとがんばれと お前らが発想を
クリエイティブ 新たにすると-
日本の中小企業も大企業も苦しまないんだ
何やってるんだ」
ナレーション:
「2001年3月、日銀は、
新たな金融緩和に踏み出します。
量的緩和策。
市場に資金を溢れさせることを目的にした
大量の国債の買い入れを行う政策です。
リーマンショックの後は、より積極的に買い入れています。
日銀が保有する長期国債の総額は、
現在、80兆円を超えています。
このように、国債などを買い入れて
危機に対応する政策に
欧米の中央銀行も、相次いで踏み切っています。
アメリカでは、三度にわたる量的緩和策を実行。
デフレへの転落を食い止め、
冷え込んだ住宅市場を
協力にテコ入れしています。
ヨーロッパでは、ギリシャなど
財政危機に陥った国の国債を買い上げ、
信用不安の拡大を防ぎました。
日銀は、各国に先駆けて、量的緩和を導入したものの、
最大の課題であるデフレ脱却には、
十分な成果が上がっていません。」
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国債残高が膨れあがる過程で、
長期金利は
じりじりと低下基調となっていることで、
国の予算のなかでの
国債の利払い費は
抑えられている。
ここで長期金利が上昇してくるとなれば、
じわりじわりと国の予算を圧迫する事態も予想される。
日銀の長短金利操作付き量的・質的緩和は
そういったリスクも見えなくさせており、
この点も注意しておく必要は当然あろう。
http://blogos.com/article/242143/
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翌1995年、
総裁・橋本龍太郎の下で
自民党幹事長に起用される。
党幹事長として臨んだ第41回衆議院議員総選挙では
小沢一郎率いる新進党との二大政党対決を勝利に導いた。
その後、党幹事長代理の野中広務と
新進党議員の引き抜き工作を行い、
自民党の衆議院における
単独過半数復帰を実現した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/加藤紘一
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1995年10月-1998年7月
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