【FNN】除染作業員が実家草むしり 清水建設執行役員、事実認め辞任 ★

(2017年12月11日)

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国の除染事業が私物化されていたのか。

福島第1原発事故の除染事業を担う清水建設のJV(共同企業体)で、
除染作業員が、除染の対象地域ではない清水建設の執行役員の実家で、
草むしりなどを行っていたことが、FNNの取材でわかった。

執行役員は事実を認め、辞任した。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20171211-00000937-fnn-soci

大手ゼネコンの清水建設で、
福島県内の除染作業を統括していた執行役員が、
除染の下請け業者に県内にある自分の実家の
雪下ろしと草むしりをさせていたことがわかりました。

清水建設は、代金の不正請求はなかったとしていますが、
環境省が詳しい経緯を調べています。

清水建設によりますと、
福島県内の除染作業を統括していた執行役員の60歳の男性は
2年前に、福島県西会津町にある自分の実家の雪下ろしを
1次下請けの業者に依頼したということです。

その後、ことしにかけてこの業者が
雪下ろしを3回、草むしりを1回、行ったということです。

社内の調査に対し役員は
「実家の積雪が深く、帰れなかった。

雪下ろしを頼んだのは
最初の1回だけだが不適切だった」と話し、
代金33万円余りを支払い、
今月8日付で辞職しました。

下請け業者は「自主的にやった営業行為だった」
と話しているということです。

除染費用は、通常はいったん国費で負担し、
その後、東京電力に請求されていて、
清水建設は「不正請求は確認されていないが、
誤解を招く不適切な行為で、深くおわびします」と話しています。

環境省は清水建設に対し報告を求め、
詳しい経緯を調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171211/k10011254531000.html

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