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東京・銀座の昭和通りから通りを1歩入ったところに
「東京都中小企業会館」なるビルがあり、
その中に山田慶一の〝架空の城砦〟がある。

「株式会社大都市政策研究センター」だ。

以下からは「大都市センター」と省略させて頂く。

山田らは2008年、
虎ノ門交差点脇の晩翠軒ビルから
銀座に拠点を移して事務所を構え、
シンクタンク風の名前をつけて新たな法人を登記した。

この大都市センターこそが、
冒頭で挙げたベトナムでの
受注工作の舞台となった。

http://www.yellow-journal.jp/series/yj-00000370/
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そもそも、大都市センターが設立されたのは
09年5月10日。

このときの代表取締役は2人。

前川と、
元三菱商事の金子清志だ。

その他、取締役には
この時点では東証1部上場会社であり、
全国に高級老人ホームを展開していたゼクスの創業者、
平山啓行がいた。

ゼクスはこの時期を前後して、
家庭薬大手の富士薬品との不動産取引をめぐって泥沼の状態となり、
そこに噛んだコンサル会社に静岡地検のガサ入れが入り、
さらには金融監督庁の調査が入るなどして世間をにぎわせ、
後に東証1部上場廃止に追い込まれる。

この火消しにも山田は持ち前の、
〝出来る弁護士斡旋〟という得意の手法で辣腕を発揮し、
平山との強い絆を育んでいた。

http://www.yellow-journal.jp/series/yj-00000444/
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それで、区長は、千代田区の半蔵門にあったときは
環境計画研究会、今は中央区の銀座にありますが、
大都市政策研究センターの山田慶一氏をご存じでしょうか。

ご存じかどうか、ちょっと。

http://asp.db-search.com/chiyoda/dsweb.cgi/documentframe!1!guest01!!16893!1!1!1,-1,1!7116!425765!1,-1,1!7116!425765!7,6,5!2!7!454825!!2?Template=DocOneFrame
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